「第29回日本プロ音楽録音賞」開催

NPO法人ミュージックソムリエ協会は「第29回日本プロ音楽録音賞」に協力させていただいています。


日本プロ音楽録音賞とは音楽文化と産業の発展の一翼を担う録音エンジニアが制作し応募した音楽録音作品について、エンジニアが有する音楽に対する感性、技術力等を評価することにより、授賞対象優秀作品および最優秀作品並びにベストパフォーマー賞を選定し、これに携わり制作を担ったエンジニアおよびベストパフォーマーのアーティストを顕彰することでエンジニアの技術の向上と次世代エンジニアの発掘を図ることを目的とし、表彰を行うもので、1994年に第1回がスタートしました。

第29回を迎えた「第29回 日本プロ音楽録音賞2023」は、応募いただきました全119作品の中から審査委員会の厳正なる審査を経て各顕彰区分の優秀作品およびベストパフォーマー賞を選定いたしました。

ここにその受賞作品およびエンジニアをご紹介いたしますので、是非ご覧ください。(日本プロ音楽録音賞HPより」


毎年、賞の審査対象作品は、公募で受け付けています。

応募受付期間は昨年は9月1日〜9月30日までエントリー受付。

対象作品は、前年の9月1日〜当年8月31日までの作品です。

応募資格は、対象作品に関わったエンジニアで自薦他薦を含みます。


第29回の応募作品の分類につきましては、
Best Sound部門、Super Master Sound部門、Immersive部門そしてアナログディスク部門を今年度も継承しつつ、審査方法等につきましては更なる精査及び検討を行い、評価・顕彰しています。

また放送部門は、昨年までと同様に2chステレオとマルチchサラウンドに区分して顕彰。


審査方法は、
曲名や所属先名およびエンジニア名などを伏せたブラインドホールド式で行い、共通審査項目をそれぞれ採点、100点を満点として得られた採点表を集計、平均点の上位得点の中から授賞対象優秀作品(ノミネート作品)を選定、その中から最高得点作品を最優秀賞に決定。尚、審査委員が関わる応募作品については、審査をせず不採点とし、他の審査委員の採点を集計することにより公平を期しています。


毎年、音の日

音を通じて文化創造や社会貢献された方々を顕彰する「音の匠」

「学生の制作する音楽録音作品コンテスト」と共に

表彰式が開催されています。

表彰式では受賞作品の表彰と共に、受賞全作品の選考理由やコメントが選考委員より解説されます。

この解説が音のプロによる、良い音を残していきたいという情熱がいつも感じられ、更に愛情を持って語られるので、作品を聴き込んでみたいと思わせられます。

技術の進化と共に録音の技術も発展していきますが、いつも変わらないのはそれを制作する人たちの良い作品を作りたいという情熱。

聴く人のことを考え、感動する作品づくりを今も作り続けられていることと思います。

NPO法人ミュージックソムリエ協会

NPO法人ミュージックソムリエ協会は音楽に関与する人材を発掘し、育成し、音楽とその周辺のソフト産業の活性化・多様化をもたらします。

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